“私が住んでいるマンションはトイレの吸い込みが悪く、管理会社に来てもらったこともありますが、マンションのどの部屋も吸い込みが悪いので仕方がないと言われました。
そのようなトイレなので日頃から詰まりのないよう気をつけていたのですが、人生で初めて健康診断で胃バリウム検査を受けた時にやらかしてしまいました。
バリウムが流れづらいことは知っていたので何度も流すようにしていたのですが、3日経っていたので油断して1回しか流さず、数時間後にトイレに行った時に底に溜まった水が白く濁っていることに気が付きました。
まさかと思い水を流すと、濁った水は流れたように見えました。しかし溜まった水はまた濁っていて、さらに水位がいつもより高いような気がしました。
何度も流せば濁りが取れるかと思い、今思うとこれが大失敗だったのですが、さらに水を流しました。すると今度は水位がどんどん上がり、水が溢れてしまいました。トイレの水が溢れたという絶望感は今も忘れられません。
床掃除をし、水位が僅かながら下がっていたのでそのまま放置することにしました。その間にネットで直す方法を調べたのですが、お湯や薬品でもあまり効果はなく物理的に取るしかないということがわかりました。
30分毎に見に行きましたが水位の減りは僅かで、便器の半分より下になったのは8時間ほど経った後です。まずはトイレブラシの固い部分で掻き出しました。すると石のような物が出てきたので取り除き、そして放置している間に買いに行ったラバーカップを何度も押したり引いたりしました。この効果は絶大で水位が通常時に戻りました。
でもまだ安心はできません。昨日の悪夢を思い出しながらも意を決して水を流しました。すると綺麗に吸い込まれて溜まった水も透明に戻っていました。
トイレが詰まると業者に頼むのは恥ずかしいし、そもそも直るまで使えなくて不便だしと散々な目に遭います。吸い込みの良いトイレであってもバリウムのように固まる物は詰まる危険があるので要注意です。”