廃食用油は液体なので、キッチンの流しから流してしまいそうになります。もちろんフライパンにも多少なり、サラダ油やごま油は付着しますが、これは許容範囲かな…と感じています。
それでも、廃食用油をそのまま流してしまうと、下水道や排出管を詰まらせる原因となるので、悪臭がしてしまったり、排水管の劣化につながり配管工事が必要になるので、我が家ではなるべくは廃食用油を出さないようなフライパンを使ったり、指定された回収サービスに回収してもらっています。
たまに、旅行などで訪れる土地では、下水道が整備されていないのか、河川、海などの水域環境も悪いケースがあり、ちょっと残念な気持ちがします。
廃食用油の回収は、メリットばかりだと思われがちですが、いろんな問題もあるので、少しだけデメリットも共有しておきます。
例えば、分別が不徹底だということです。
廃食用油のみならず、クズや焦げなども混ざっていたり、サラダ油にごま油が混ざっていたりすると回収が難しくなります。
さらに、回収のみとなると経済性が低いこともデメリットです。
業者や飲食業などなら、回収・買取サービスがセットになっていれば経済的にもメリットはあるはずです。
一般家庭で排出される廃食用油は大量ではないので、なかなか買取サービスを依頼しづらいのがデメリットです。
ほかにも、業者によっては回収するものの、処理段階で分析機器が未整備であるケースもあるので、業者選びも大事になります。