飲食店でアルバイトをしていた際に廃油買取の存在について知りました。
揚げ物料理もメニューにあるため、毎日結構な量の油を使用します。飲食店ですので色々なものに回収業者が入っていましたが、どのように二次利用されるのか興味がありました。店長に聞いたところ、油に関しては廃油買取業者に買い取ってもらっていると教えていただき、その油がまた別の用途に使われているということを知りました。興味本意で「廃油買取 地域」等で調べると確かに買取業者が存在し、少量からでも回収や買取が可能だと知りました。一度シフト時間が違う際に回収の現場を見たことがありますが、使用済み油の量を計測し慣れた手つきで引き上げていく様子をみていましたが、油の汚れ具合により買取可否や単価が変わるとのことです。飲食店の中には少量だと逆に回収費が掛かると認識されている店舗も多いようで、無償回収や料が多ければ買取出来るなど周知がより必要だとのお話しでした。
これまで廃棄物と認識していたものが、再利用を通して発電燃料や飼料・肥料の原料、バイオディーゼルの燃料などになるサイクルはSDGsの観点からも良いなと感じたことと、このようなリサイクルの仕組みがより普及することで資源をより効率的に使うことが出来るなと関心しました。試しにこの話を友人などにしたところ、やはり家庭で使用する油は固形化するなどして処分しているのが一般的なため、使用油=廃棄の認識が多かったです。当然量によると思いますが、リサイクルの概念がもっと根付くと色々な循環サイクルがより良く回るのではと感じました。